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しっくいまるわかり大辞典 浜松市

漆喰(しっくい)って何?

しっくいのその正体をしっていますか?何から生まれてどうやってできてるのか。まずはしっくいの由来から。

 

\しっくいワールドへようこそ/

 

しっくいと聞いて、何を思い浮かべますか?「お城の白い壁?」「伝統的な古いイメージ」そんな思いを持たれる方も多いかと思われます。日本においてしっくいとは、天然鉱物資源である石炭を主原料とし、海藻などから作られる「糊(のり)」麻などの繊維を刻んだ「スサ」を加えた天然素材の建材を言い、その歴史はおよそ1,500年とも言われています。しかし、世界的に見てみるとこのしっくいの技術は遥か5,000年ほど前から世界中で使われている技術であり、今なお世界中至る所で使われている建材なのです。

「しっくい」の名前の由来は、じつは石灰(せっかい)から来ています。しっくいの技術は日本ではおよそ1,500年ほど前、仏教が伝来した時代のさまざまな技術と共に大陸からやって来たと考えられています。日本では「しっくい」を漢字で「漆喰」と書きますが、これは「石炭」の唐読み(当時の中国・唐時代の読み方)がしっくいで、それに当時されたものと言われています。

 

石灰とは漢字で「いしばい」と書きますが、どのようなものなのでしょうか?石灰とはとてもユニークな素材で、石と書きますが、由来は生物との関わりが非常に強いのです。石灰岩は2億5千万年前のサンゴ虫類や紡錘虫類などの海棲生物の死骸が堆積したものが、海中で長い時間をかけて二酸化炭素を取り込み化石化、地殻変動とともに海洋プレートによって大地まで運ばれ地上に隆起したものです。したがって、石灰の採れる場所は昔すべて海だったのです。

海洋プレートの動きで石灰が堆積した山がこちらです。真っ白な建材であるしっくいがこんな山を原料にできるのでしょうか?灰色の石灰石がどのようにして白いしっくいに変わっていくのかそのしくみを見てみましょう。

石灰岩を砕いた石灰石を焼き、水を加えるだけで、あの灰色の石灰石が白い粉(消石灰)になるのです。しっくいの主原料である石灰は、とても面白い仕組みで出来ているのでご紹介しましょう。

科学の授業を思い出してみてください。石灰石は化学式ではCaCO3(炭酸カルシウム)です。その石灰石を焼くこと(焼成)で化学反応を起こし、CO2(二酸化炭素)が空気中に放出され、同時にCaO(酸化カルシウム)が生成され、これを生石灰といいます。ここで焼き上がった生石灰は、原石の半分くらいの重さになります。

焼く(焼成) CaCO3=CO2+CaO

その生石灰(CaO)に水(H2O)を加えます。これを消化といいます。すると化学反応を起こしCa(OH)2(水酸化カルシウム)が出来上がります。ここで出来上がるCa(OH)2(水酸化カルシウム)がしっくいの主原料、消石灰なのです。

水を加える(消化) CaO+H2O=Ca(OH)2

→しっくいの主原料 消石灰

そして、出来上がった消石灰Ca(OH)2は水(H2O)を混ぜ合わせ壁に塗られることにより、水を蒸発し硬化しながら空気中の二酸化炭素(CO2)と化学反応を起こし、元の石灰石(炭酸カルシウム)の性質に戻ります。

壁に塗られる Ca(OH)2+ CO2=H2O+CaCO3
→元の石灰石に戻る

石灰はこのような循環サイクルで成り立っている素材なのです。

 

しっくいの持つ6つの特長

 

Co2(二酸化炭素)と聞いて、最近ではすぐに思い浮かぶのが、温室効果ガスとか地球温暖化という言葉ではないでしょうか?

CO2は地球温暖化に及ぼす影響がもっとも大きな温室効果ガスと言われています。しっくいは作られる時に排出されるCO2を、壁に塗られてからそのCO2を吸収しながら元の石灰の性質に戻っていくという自然の仕組みを利用した素晴らしい素材なのです。

 

 

しっくいの壁には空隙(くうげき)と呼ばれる細かい穴が無数にあり、この空隙が水分子を捕まえたり離したりすることで部屋の中の湿度を一定に保つ力があります。この調湿機能により、機密性の高い空間で発生しがちな結露やカビを抑えることができます。

 

 

しっくいは生活での気になる匂いの元となる物質を吸収してくれます。また、しっくいの主原料である石灰は強アルカリ性なので、臭いの原因物質を除菌分解もしてくれます。

 

 

しっくいは生活での気になる匂いの元となる物質を吸収してくれます。また、しっくいの主原料である石灰は強アルカリ性なので、臭いの原因物質を除菌分解もしてくれます。

 

 

しっくいは天然素材なので、シックハウスの原因物質と言われているVOC(揮発性有機化合物)を含みません。さらにシックハウスの原因物質の代名詞であるホルムアルデヒドを吸着し、分解までするのです。

 

 

現在の火災による死亡原因のほとんどは、火災の際に出る有毒ガスに起因しています。しっくいは不燃材料であるので、有毒なガスを一切出しません。

しっくいを塗ることで、火災時の被害を大きく低減させます。

 

しっくいを塗るといいいこといっぱい!

しっくいを塗ると壁紙では味わえない、壁の立体感や人の手で作られた やわらかさのようなものがお部屋の雰囲気をガラッと変えます。さらに、壁の立体感や質感が室内照明に照らされ、お部屋の高級感も演出します。

ネットサーフィンはもちろん、最近は何か物を買うにも、まずはネット検索、そしてネットショッピングで購入の時代となりました。それにともない、自分の部屋にいる時間が長くなっているのではないでしょうか?だからこそ、お部屋にしっくいを塗ることで、室内空気環境が良くなり、おまけに見た目もお洒落な空間となることで、自分の部屋にいる時間がより快適になること間違いなしです!

しっくいは年月が経っても傷みませんし、汚れづらいのです。現在住宅の多くで使用されているビニルクロスは、ビニルを柔らかくするためにクロス中に含まれている可塑材が揮発し10年程度で硬くなり傷んできますが、しっくいは年月が経っても素材自体が無機物の石灰であるため変質しないので傷みませんし、静電気も帯ないのでホコリなどが付着しないのです。の写真は20年経ったしっくいの壁ですが、まったく変色も汚れもついていません。

昔の住宅といえば、風通しがよく、すきま風も入ってくるような家が当たり前でしたが、現代の住宅は性能も格段に上がり、高断熱、高気密の住宅が当たり前となりました。でも逆に言うと、たとえば室内で発生するアレルゲン物質などがあると、影響を受けやすい環境になっているともいえます。だからこそ、室内の建材選びがとても大切になります。アレルギー物質は壁や床、天井などの建材はもちろん、家具やカーテンからなども発生します。しっくいは、シックハウスの最大原因ホルムアルデヒドを吸着し分解までする性能があります。室内の多くの面積を占める壁や天井にしっくいを塗ることで、アレルギーリスクを大きく低減させることができます。

こんな方におすすめ!

小さなお子さんは敏感!特に肌の弱い赤ちゃんが生まれた時など、アレルギー物質にはわずかでも触れさせたく。ないですよね〜

しっくいの効果でもご説明したようにしっくいを塗るだけで、調湿、抗菌、消臭などの効果を同時に得ることができます。同じ空間なのに、室内空気環境は大きく変わります!さらにクロスでは味わえない壁の立体感ややわらかさが、お部屋の雰囲気を大きく変えること間違いありません!

賃貸マンションオーナー様

賃貸マンションも年月が経ってくると、やはり新築物件には敵いません。そこで例えば空き物件にしっくいを塗ることで他の物件との差別化を図り、アレルギー体質で困っているお客様、子供が小さいお客様などで賃貸物件を探しているお客様の救世主となれるのでは?

保育所・学校など

厚生労働省でも発表しているように、小さなこどものアレルギー人口は増え続けています。子供たちのアレルギー増加の原因は現在の科学を持っても、明確に解明されていません。だからこそ私たち大人ができることは、子供たちに少しでもアレルギー物質に触れさせない環境を整えることなのではないでしょうか?保育所や学校などでの建材はできるだけアレルギーリスクゼロのものを使用したいですね。

ビニールクロスのおはなし

先進国の住宅での使用率は10%以下。

日本で壁紙に90%以上使われているビニールクロスですが、実は欧米では10%以下しか使われていないのです。日本でメジャーな理由は、強度が強く取り扱いも簡単で何と言ってもコストが安いためです。ビニールクロスの塩化ビニールには可塑剤がふくまれていて、これが塩化ビニールを加工しやすくやわらかくする働きがあるのですが、フタル酸エステル類のジオクチルフタレート(DOP)という有害物質が入っています。生殖に異常をきたす環境ホルモンとして知られており、動物実験で発ガン性も報告されています。欧州では上記のような問題から、内装にビニールクロスを使うことはなく、特に病院や学校などの公共施設では使用できなくなっています。

 

 

しっくいはどのように日本にやってきたの?

石灰を使う技術は、シルクロードを通って中国に伝わったといわれています。石灰を使った古い建造物に万里の長城があります。万里の長城は長い期間をかけて完成したもので、当初は土を固めて土壁を築く、版築(はんちく)工法でつくられましたが、石灰が中国へ伝わったことで、日干しレンガを石灰で積むやり方に変わっていったといわれています。中国に伝わったことで、石灰の使われ方が変化をしていきました。石灰の持つ強アルカリ性による、殺菌効果や消毒効果があることが知られていき、室内にもしっくいが塗られるようになりました。さらに壁に塗りやすくするため、糊(のり)として、お米や膠(にかわ)を使うことや、スサ(ひび割れを防ぐつなぎとする材料)として動物の毛を混ぜることなどが考えられました。ここではじめて石灰、ノリ、スサが入った今の日本のしっくいの原型が出来上がったとわれています。

しっくいの技術が日本へ

西暦538年ごろ、中国、朝鮮半島を経て日本に仏教が伝わり、仏教伝来とともに日本各地にお寺をつくることとなりました。しっくいを製造、施工する技術も日本に伝わり、お寺はしっくいの白壁でつくられていくことになります。仏教伝来により、日本にしっくいが根付いていったのです。

 

使使

\その土地の風土に合わせたしっくいも作られてきました/

土佐しっくい

台風がよく通る地域で考えられた雨風に強いしっくいのひとつ。海藻ノリを使わずにつくるので強度が高いしっくいです。

沖縄しっくい(ムーチー)

屋根しっくいとして使われている、土佐しっくいと同じく雨風に強いしっくいです。

江戸時代のしっくい

江戸時代には商人の間に広まります。このころは火災が多く、彼らの財産を守るため、しっくいで塗りこめた防火性にすぐれる土蔵づくりが推奨されました。しっくいが火災から財産を守ってくれたともいえます。特に土蔵の扉は火が入らないようにいくつも段もつくり、扉を閉めた時に隙間ができないよう、高い技術と時間をかけて仕上げ、このつくりかたが耐火性能を向上させました。

明治時代のしっくい

明治時代に入ると、その白さと相性のいい洋風建築にもしっくいが取り入れられていきます。当時の職人たちは写真などを参考に、壁だけでなくレリーフや擬石仕上げなど装飾的なものにも取り組むようになりました。最近復元された東京駅の天井もしっくいによるものです。

 

昭和から平成~そして令和へと

昭和、戦後の高度経済成長とともに住宅が大量生産されるようになると、作業が早くて価格の安いビニールクロスをはじめとする石油化学製品の建材が一気に社会に普及しました。しかしそれらの代償として、シックハウス、シックスクールと言った化学物質過過敏症という社会問題を引き起こしました。平成に入り、住宅建材においてもVOC対策が進み、F☆☆☆☆に代表される制度も構築されましたが、これは、低ホルムアルデヒドということでVOCゼロというわけではありません。食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、気管支喘息など、今なお毎年アレルギー患者は増え続け、一向に減少傾向を見せず、特に小さな子供たちのアレルギー患者が増えているようです。今の科学では解明できていない何らかの原因があるのかもしれませんね?

 

お部屋を見渡してみてください。

壁、天井、床で構成された空間に私たちは過ごしていす。その大きな面積を占める壁や天井にアレルギーリスクゼロの建材「しっくい」が塗られることで、「しっくいの効果」でご紹介したように室内空気環境は圧倒的に良くなります。食品では無添加、無農薬にこだわる方が近年増えています。住宅においても、天然素材で機能性の高いしっくいが、その手作り感や温かみと共に再評価され増えてきています。毎日、大切なご家族が一番長く過ごす場所である住宅にも同じようなこだわりがあっても良いと思いませんか?

令和の時代は「現代しっくい」

しっくいというと、「お城のツルツルの白い壁」というイメージを持たれる方もいらっしゃるかと思いますが、今は違います。これからの時代のおすすめはこれ!「現代しっくい」です。現代しっくいとは従来のしっくいの機能はそのままに、現代の住宅や店舗のデザインにアレンジしたしっくいです。今までもこのような商品はありましたが、「しっくい」は仕上げも様々で、お城の白いツルツルの壁も、ヨーロッパなどのテクスチャのある色のついた壁も「しっくい」と一言で扱われていたものを、ここではわかりやすいように、区別化しました。

現代のしっくいの特長

1.従来のしっくいの機能はそのままで、和風住宅のみならず、洋風建築にも合うテクスチャ

2.石膏ボードの上に塗れるのはもちろんのこと、ビニルクロス上にも施工可能なので、リフォームにもぴったり!

3.従来の日本の伝統漆喰壁に比べてお値段もお安く工期も短くすみます。

しっくい仕上げがいっぱい

【日本のしっくい、世界のしっくい】色も柄もバリエーション豊富です。

 

日本のしっくい

しっくい押さえ:しっくいを塗り、鏝で押さえることで平らに仕上げるの。日本のしっくいと言えばこの仕上げを想像する方も多いと思います。しっくいをムラなく平らに塗り付け、鏝で押さえていくためシンプルであり、技術の差が出やすい仕上げでもあります。

 

~しっくい押さえと言えば昔ながらの本しっくい~

海外から石灰の技術と共に日本に入ってきて、独自に発展したしっくい。昔ながらの本しっくいの作り方は消石灰にスサ、海藻糊の煮汁を混ぜたものです。一言に本しっくいと言っても、スサがワラスサ、麻スサ、紙スサなど様々な種類があり、用途とお客様に合わせて使い分ける場合もあります。海藻糊を炊いてその汁をろ過して混入するため、炊き糊漆喰とも言われています。日本で昔から行われている伝統的なしっくいの作り方です。

しっくい磨き

漆喰を塗り付け、表面が緻密になるよう何度も押さえて鏡面の肌を作る仕上げ。左官の最も技術を要する仕上げの一つ。特に黒など濃い色をムラなくピカピカに磨き上げるには技量を要する。

砂しっくい仕上げ

しっくいに砂や骨材を混入した仕上げ。石灰モルタルとも表現することがあります。主に西洋のしっくいは石灰モルタルに分類されるものが多いです。

現代のしっくい

現代しっくいとは伝統的なしっくいをベースに、しっくいの良さそのままに現代のデザインに合うように配合されアレンジしたしっくいです。お寺やお城などの壁のように白くて平らな仕上がりではなく、現代の住宅や建築などのデザインにマッチする壁の豊かな表情を作り出します。下塗り材と共に使用し、石膏ボード上に塗ることが出来て、クロス上にも同様に塗ることが可能です。(クロスの下地処理含む)また近年しっくいを購入される方の中には、日本のしっくいの特徴である海藻糊の匂いが苦手というお客様もいらっしゃり、商品の中には海藻糊の代わりにセルロースと呼ばれる植物繊維を原料としたメチルセルロースという食品添加物としても用いられているものを糊として使用しているものもあります。

世界のしっくい

イタリア磨き

イタリア磨きとは主にイタリアで伝統的に施工されていた石灰を用いた仕上げ方法です。大理石の産出が少なかったイタリアで考え出された技法で、鏝やヘラを何度も押し当て表面を緻密にし、磨き上げることでツルツルの石のような肌を作ります。イタリアンスタッコ、ベネチアンスタッコとも呼ばれ、大理石のような美しい模様が特徴的な仕上げです。

 

こんなに魅力的イタリア磨き

イタリア磨きとは言わば石を磨いたような肌を表現した擬石塗り仕上げです。イタリアでは古代ローマ時代には確立されていたのではないかともいわれている技法で、石灰を鏝やヘラで磨き上げることで磨いた石のような肌を出します。大理石の粉を混ぜたマルモリーノや下地の骨材を表面に表すカルチェラサータもイタリア磨きになります。

日本でもこのようにイタリア磨きが使用されています。昔の技術を基に発展させ、現代で使われているイタリア磨き。是非、この仕上を一度体感してみてはいかがですか?

しっくいのメンテナンスについて

しっくい壁は一般的に汚れやすいというイメージを持たれますが、実際には静電気を帯びることがないため、埃が付着しない汚れにくい壁材と言えるのです。とはいえ、長い年月が経てば、物をぶつけて傷つくことや、汚れが付着することもあるでしょう。また木材の収縮や地震等でヒビが入ることもあるかもしれません。ここでは、しっくいのメンテナンス方法をご紹介いたします。

汚れたらどうするの?

【手あかがついたら】

照明のスイッチの周りの手あかは、固く絞った雑巾と消しゴムで落ちます。初めに雑巾で汚れを拭き取り、消しゴムで消してゆきます。

 

【消しゴムで落ちない汚れがついたら】

マジックなどの汚れは、#400番程度のサンドペーパーで軽く磨いてください。

 

【コーヒーが染み込んだら】

しっくいには自浄作用があり、徐々に薄くなってきにならなくなりますが、どうしても気になる場合は、#400番程度のサンドペーパーで軽く表面をこするとぼかすことができます。しっくいを水で延ばし、筆で表面に塗りつける方法もあります。

傷がついたらどうするの?

プラスチック定規などの硬く薄いものを使用し、しっくいを傷んだ箇所に充填します。1~2時間して硬くしまったら、カッターナイフで表面を削るか、定規でなでてください。ラフに仕上がっている壁面の場合は、絵筆かスポンジで充填し、仕上げにスポンジで軽くこすって周辺のパターンにあわせます。

ひび割れしたらどうするの?

幅の広いひび割れは、しっくいをプラスチックの定規などですり込むように充填し、1~2時間して硬くしまったら、カッターナイフか定規で上から下へキレイに掻き取ります。幅の狭いひび割れは、歯ブラシにしっくいを付けて割れた部分にすり込みます。小さな割れの周辺を予め良く水で湿らせておくと、より効果的に割れが埋まっていきます。余分なしっくいはキレイに掻き取りましょう。翌日には固まっていますので、上から#400番程度のサンドペーパーで軽く磨いておけば、割れは目立たなくなります。ラフに仕上がっている壁面の場合は、スポンジで軽く擦ってください。

ここまでお読み頂きまして、ありがとうございます。

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【しっくいまるわかり大辞典】

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